スーパーカブのオイル交換の方法

スーパーカブのオイル交換の方法 スーパーカブ

オイル交換の目安

オイル交換の目安は走行距離が前回交換から3000kmを超えるか、1年を超えるかの早い方となります。

私は年間で2000km程度しか走らないですが、3月と9月の年に2回交換しています。

交換基準からしたら大分余裕を持った早めの交換ですが、自分で交換すれば大した金額にもならないので、半年での交換を実施しています。

半年ごとでの交換でもかなり汚れは溜まっているので、上記の交換基準はあくまで最低限の目安と考えて交換していった方が、良いと思います。

オイル交換の目安についてはスーパーカブの取り扱い説明書の69ページ目に記載されています。オイル補給の方法やその他メンテナンス方法から、パーツの名称まで記載されているので、一部印刷して手元に保管しておくことをお勧めします。

オイル交換に必要なもの

  • 17㎜レンチ

100円均一で売っているもので十分です。

また工具セットがあれば他の作業にも非常に便利です。

六角ボルトをなめてしまうと、取り外すことが困難になるので、メガネレンチかボックスレンチを使用することをお勧めします
  • オイル

4サイクルオイル

現在はホームセンターで販売しているこのオイルを使用しています。しかし、まとめ買いを行えばホンダ純正のG1オイルの方が安いので、今後はこちらを購入していく予定です。

  • オイルジョッキ

オイルの入れる量を確認する意味でもオイルジョッキは必須です。

  • オイル処理袋

オイル処理袋

100円均一の油処理袋で十分です。足りない場合は個別に追加できるオイル吸着コットンを追加しましょう。こちらも100円均一で売っています。

オイル吸着コットン

オイル交換のコツ

オイルを温めておく

真夏ならばオイルを温めなくてもある程度柔らかくなっているのですが、特に冬はオイルが固くて排出が悪いです。

そのため、オイルを交換する前にエンジンを始動させて少しオイルを温めておくことをお勧めします。

その時の気温にもよりますが、3~5分ほどエンジンを動かせば十分柔らかくなります。

あまり長距離走行後にオイル交換を実施するとオイルが熱くなりすぎて、廃油でやけどをしてしまうので、長距離走行直後のオイル交換は止めましょう

耐油手袋を使う

オイル交換では100%手が汚れます。爪の隙間に油汚れが入ったりすると取れにくいので、初めから汚れないような対策が必要です。

そのため厚手の耐油手袋での作業をお勧めします。

私はもともと薄手の使い捨て手袋を使用していたのですが、ボルトを抜く際などに手袋に穴が開いて結局手が汚れてしまうことが何度かありました。

この手袋に変えてからは汚れる心配はなくなりました。

オイル交換の方法

① 2本脚のセンタースタンドで立てる

片足ではなく、2本脚のセンタースタンドでスーパーカブを立てます。

② オイルが排出される下に処理袋を用意する

③で説明するドレンボルトの直下に廃油処理袋を設置します。

③ レンチでドレンボルトを外す

オイルドレン

バイク右側から見て、赤丸がドレンボルトです。

ドレンボルトを開ける

ボルトを外すと中のオイルがでてきます。

ボルトを取り切る前に、油処理袋を直下に置いておきましょう。

④ オイルキャプを外す

オイルキャップを開ける

オイルキャップを外すと、より勢いよくオイルがでてきます。

ドレンボルトより先にオイルキャップを取り外しても問題ありません。

オイルキャップに砂などが付着するとエンジン内部に入り込んでしまうので必ず綺麗なパレットの上などに置き、挿入前にはウエスで綺麗にふき取るようにしてください。

⑤ キックスタートを2~3回蹴って回して残りのオイルを出す

中に残った廃油を出し切ります。

⑥ 車体を右に傾けて残りのオイルを出し切る

⑤同様に、中に残った廃油を出し切ります。

⑦ ドレンボルトを取り付ける

中のオイルが出きったら、ふき取ったドレンボルトを元の穴に差し、締め込みます。

ドレンパッキンは毎回の交換が推奨されています

⑧ 規定量のオイルを注入する

オイル交換時は0.6Lとなっていますので、規定量をオイルジョッキに入れてオイルを注入します。

オイル注入

⑨ オイル量を確認して、オイルキャップを閉める

オイルキャップをオイルタンクの中に挿入し、ギザギザの間にオイルが付着するか確認をします。

足りない場合はギザギザの間に入るように少量ずつ追加してください。

【TOPICS】オイルレベルゲージの見方

オイルゲージ

⑩ 試運転してみる

いざ乗車しようと思ったらエンジンがかからなかったということが無いように、オイルの交換が終わったら試運転してみましょう。

終わりに

はじめは簡単ではないかもしれませんが、1年に2回行っていると段々と慣れてきます。

ショップに出して行うのも良いですが、自分で手入れをするとより愛着が湧いてきます。

少しでも多くの人の手助けになれば幸いです。

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