第一種衛生管理者試験を一発合格した勉強法

第一種衛生管理者試験を一発合格した勉強法 勉強

第一種衛生管理者とは

公益財団法人安全衛生技術試験協会によると第一種衛生管理者とは

常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。
 第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。
 第二種衛生管理者免許を有する者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることができます。
 主な職務は、労働者の健康障害を防止するための作業環境管理、作業管理及び健康管理、労働衛生教育の実施、健康の保持増進措置などです。

安全衛生技術試験協会

つまり、50人以上の事業場では必ず1人は衛生管理者を選任しなければなりません。

事業の拡大に伴い、衛生管理者の選任が必要となることがありますので取得しておいて損になることはありません。

また会社からの要請により受験される方も多いのではないかと思います。

第一種衛生管理者試験の試験内容

試験内容は以下の表の通りとなります。

科目 出題数(問) 配点(点) 科目別合格点 合格点(点)
労働衛生 有害業務に係るもの 10 80 4問(32点)

合計240

(6割以上)

上記以外 70 3問(30点)
関係法令 有害業務に係るもの 10 80 4問(32点)
上記以外 70 3問(30点)
労働生理 10 100 4問(40点)

労働衛生の中で「有害業務に係るもの」と「有害業務に係るもの以外」の2科目

関係法令の中で「有害業務に係るもの」と「有害業務に係るもの以外」の2科目

労働生理で1科目

の合計5科目となります。

各科目4割以上かつ、合計6割以上が合格の基準となります。

第一種衛生管理者を受けてみた感想

総評

当日の試験問題の内、確実に分かった問題は5割、2~3択に絞れた問題が3割5分、4択以上もしくは初めて見る問題が1割5分ぐらいの割合でした。

正直なところ、合格発表が出るまで合格している自信はありませんでした。

合格であろうと、不合格であろうとどちらにしろ合否ラインギリギリだという自覚はありました。

そのため、この勉強法は確実なものではなく半分運任せなところがあると思います。(めちゃくちゃ保険を張ってすみません)

私が合格したのは運が良かったのだと思います。

第一種衛生管理者過去問で合格

労働衛生

ほとんどが過去問で見たことがある問題で、確実に5割以上は取れた自信がありました。

選択肢の内容や数字が変えられている問題が多いため、過去問を丸暗記するのではなく内容の理解が重要だと感じました。

関係法令

こちらもほとんどが過去問で見たことがある問題で、確実に4割以上は取れた自信がありました。

こちらも同様に選択肢の中身が変えられている問題が多く、内容の理解(どの選択肢がなぜ間違っているのか等の理解)が重要だと感じました。

労働生理

他のサイトでは労働生理が簡単で点数稼ぎがしやすい旨がかかれていますが、私が受験した際は、労働生理が一番分かりませんでした

労働生理の内、100%合っていると確信が持てた問題は10問中3問しかありませんでした。

そのため、労働生理に関しては過去問8回分くらい解いた方が良いと思います。

問題の内容に関しても、選択肢がの内容が変えられたりしていたので、こちらも回答を丸暗記というよりかはなぜ間違っているのかを理解する必要があると感じました。

第一種衛生管理者を一発で合格した勉強法

私が第一種衛生管理者試験を一発で合格した勉強法は過去5回分の過去問を解いて、内容を含めて完璧に解答できるようにするだけです。

そのため、参考書の購入や講習などに対して一切費用をかけませんでした。

過去問はSATにて10年分ダウンロードすることができます。

過去数回分には解説もついているので、解説をしっかり読んで内容を理解することをお勧めします。

また「第一種衛生管理者 過去問」で検索すればオンライン上で問題を解くこともできますし、第一種衛生管理者のアプリもあります。

私は通勤時間中にアプリを使って勉強をしました。

ただし、アプリだと間違った問題を覚えておけないので、やはり紙を印刷して何度も解いて、間違った問題にチェックを入れていく方法がベストだと思います。

絶対に1度で合格したい!という方は過去問題だけでなく、参考書を購入して勉強されることをお勧めします。

勉強してて思った個人的なポイント

どの過去問でも必ず1問出てくる従業員の人数と衛生管理者・産業医等の問題を例に説明します。

過去問ではなぜか従業員が800人の場合のみでしたが、本番ではたしか200人の場合の問題が出題されました。

そのため過去問をのみを勉強する際も、過去問の答えだけを丸暗記するのではなく、ある程度内容の習得が必要だと感じました。

勉強してて重要だと感じた個人的なポイントを以下の記事にまとめましたので勉強途中の方は是非ご覧ください。

記事作成中です今しばらくお待ちください coming soon

第一種衛生管理者試験に費やした勉強時間

私が第一種衛生管理者試験に費やした勉強時間は1か月間で累計20時間です。

主に通勤時間にアプリを使って勉強を進めていきました。

まとめて数時間勉強を行ったのは、受験の1ケ月前と、受験の前日です。

受験の1ケ月前は、とにかく答えを見て、理解は出来なくてもそういうものだと思って過去問2回分を通して行いました。

はじめのうちは正直全く分からなかったですが、繰り返していくうちに問題に慣れていき、ポイントが見えてくるようになります。

そして受験の前日は、過去問5回分を通して行い、そのうち間違った問題の誤っていた点を紙に書き写すようにしました。(この時には過去問5回分計220問のうち誤って解答したのは10問程度でした)

終わりに

第一種衛生管理者は資格の取り方では簡単と表示されています。

しかし、運一本ではかなり難しいので、しっかり勉強して挑むようにした方が良いと思います。

この勉強法で合格しなかったからといっても本サイトでは一切の責任を負いません。

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